個々の患者ニーズに応える審美修復治療
情報化社会の大幅な発展により患者のデンタルIQの向上が顕著である。それに伴い、来院された患者自身が治療法や使用材料の希望を言われることも少なくない。このような患者ニーズに応えるためには複数の治療の選択肢を習得しておく必要があり、これにより患者との円滑なコミュニケーションか可能になり、また患者満足度を向上させることができると考える。
当セミナーは、審美領域において患者ニーズの高い各種治療法(ダイレクトボンディング、接着ブリッジ、オールセラミック修復等)の提案ができるようになるよう治療手技を習得する臨床的なセミナーです。多くの臨床スライドと動画を用いてそれぞれの治療の勘所について解説します。
①シンプルに行う自然感のある前歯ダイレクトボンディング
〜形態・色・表面性状の調和〜
②前歯部欠損に対するオールセラミック材料を使用した接着ブリッジ
〜接着・予後・治療の勘所〜
③ジルコニアセラミックスを使用した前歯審美修復
〜個々の歯の状態を考慮した支台歯形成と特性の異なるシルコニアセラミックスの使用法〜
経歷
講師:大谷一紀先生
平成 9年 (1997年) 日本大学歯学部卒業
平成 9年 (1997年) 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座
平成18年(2006年) 同退職
平成24年(2012年) 医療法人社団徳洋会 理事長 大谷歯科クリニック(台東区)
平成28年(2016年) 大谷歯科本郷3丁目アネックス(文京区)
略歴
歯学博士
日本補綴歯科学会専門医
日本顎咬合学会認定医
日本歯科理工学会会員